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2009年12月05日

龍安寺の紅葉 ふらり京都へ

京都の紅葉狩りもみじ01、龍安寺へ行ってきました。高桐院から、洛北の源光庵、光悦寺、常照寺の紅葉もみじ01を見た後、一挙に洛西、龍安寺へ移動しました。

龍安寺と言えば、枯山水の方丈石庭で有名ですよね。龍安寺は、古都京都の文化財の一部として世界遺産に登録されています。この石庭、室町時代に作庭されたと言われていますが、あまりにも高度な工法で、作者が誰なのか、石庭に何を託したのか、様々な諸説があり、未だ確証されていません。京都めぐりの雑誌で歴史を読み、ぜひ龍安寺にとGO!自転車しました。

龍安寺 石庭
「龍安寺 石庭」


龍安寺(りょうあんじ)の石庭として知られる枯山水の方丈石庭で有名な龍安寺は、室町幕府の管領、守護大名である細川勝元が、宝徳2年(1450年)に創建した禅寺である。衣笠山山麓に位置する龍安寺の所在地は、藤原北家の流れを汲む徳大寺実能以来、徳大寺家の山荘であったところを、細川勝元が譲り受けたものである。初代住職として妙心寺5世住持の義天玄承(玄詔)を迎えた。龍安寺の開山は実質的にはこの義天玄承とされているが、義天自身は2世に退き、自分の師の日峰宗舜を開山に立てている。創建当初の寺地は現在よりはるかに広く、京福電鉄の線路のあたりまでが境内であったという。

龍安寺は、開基細川勝元自身が一方の当事者であった応仁の乱(1467-1477年)で焼失。勝元の子の細川政元と、4世住持・特芳禅傑によって長享2年(1488年)に再興された。寺では特芳を中興開山と称している。その後、豊臣秀吉と江戸幕府が寺領を寄付して保護している。

近世の地誌類によれば、最盛期の龍安寺には塔頭(たっちゅう、子院)が21か寺、軒を連ねていたという(現存するものは3か寺)。『都名所図会』のような絵入りの名所案内書(現代の旅行ガイドブックに相当)を見ると、当時、龍安寺の池はオシドリの名所として知られており、今日有名な石庭よりもむしろ、池を中心とした池泉回遊式庭園のほうが著名であったらしい。寛政9年(1797年)の火災で仏殿など主要伽藍を焼失したため、塔頭の1つである西源院の方丈を移築して龍安寺の方丈(本堂)とした。(Wikipediaより)


 
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龍安寺 石庭
「龍安寺 石庭」


幅22m、奥行き10m、約75坪の白砂に、大小15個の石が配置されています。春の季節は、枝垂桜も見事だそうです。端っこからカメラ撮りましたが、24mmレンズでは広角がなさすぎで限界ですね。

一見水平に見える石庭ですが、左奥に向かって排水を考慮して勾配がつけられているようです。(少々傾いて見えるのは撮りか方がヘタやからですが汗また、西側(奥)の塀も、手前から奥に向かって低くなるよう作られています。いわゆる遠近法。当時から高度な工法を用いられているんですね~、凄~い!

※只今、龍安寺は、改修工事の為、足組みが縁側に設置され、部屋の中から少し引き気味の構図がキレイに撮れません。また、来年の平成22年1月5日~2月25日までは拝観できませんのでご注意を。

この15個の石、どっから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているらしいです。でも、中の部屋から1ヶ所だけ15個の石すべてが見える位置があるようで・・・私も途中まで数えましたが、意図が多すぎて見えましゃん諦めました。皆さん色んな位置から一生懸命数えてました。

東洋の考えでは、十五夜のお月さん(満月)にあたる15を完全なものと表し、14はまだ不完全ということ。「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想から建物を不完全のまま残しておくことがある・・・石庭には、この他いろんな諸説があるようですが、まだ確証されていません。っまぁ、自由に見て感じればいいんですが、色んな諸説を調べてから見ると、また面白みが増しますね。


龍安寺 石庭
「龍安寺 石庭」

白砂は海、岩は島というより山をイメージしたもの。枯山水は、日本人独特の感性ですね~。海をイメージするこの白砂を、試合が終わった球場のように、一度均してみたいキラキラと思うのは、やっぱ私だけでしょうか?爆)



龍安寺の入口の屏風
「龍安寺の入口の屏風」


知足の蹲踞
「知足の蹲踞」

なんか刻まれてますね。”五・隹・疋・矢”と刻まれていますが、実はコレ、真ん中の四角い部分を漢字の”口”として共有し、”吾・唯・足・知”と読み、意味は「我、ただ足るを知る」ですが、石庭の石が「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めであるらしいです。龍安寺は、石庭に限らず、こういう面白みがあってニクいんですよね。



龍安寺までの紅葉
「龍安寺までの紅葉」


紅葉 オレンジ背景
「紅葉 オレンジ背景」


鏡容池に写る紅葉もみじ01を撮りたかったのですが、水草でいっぱいでした。
鏡容池
「龍安寺 鏡容池」


紅葉 緑の背景
「紅葉 緑の背景」


龍安寺までの紅葉
「龍安寺までの紅葉」


もみじ01ふらり京都の紅葉狩りもみじ01

高桐院→源光庵→光悦寺→常照寺→龍安寺・・・

次は、龍安寺の近く有名な所、一応押さえとかなアカンでしょう。

次回、ふらり京都へ、最終へ続きま~す!


青い星冬の準備 手袋を買い換えよう!ピンクの星




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Posted by ちゃあしゅう at 15:00│Comments(0)紅葉
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